ウイスキーのアルコール度数は?
ウイスキーというとキツそうなお酒というイメージがあるかと思います。いったいどの程度アルコール度数が高いか知っていますか?
お酒を飲み始めはビールなど5%程度のお酒から入ると思いますが、実はウイスキーは40%以上もあります。
ウイスキーやブランデーなどの「蒸留酒」は、蒸留することでアルコール成分を抽出する製造法です。そのため高いアルコール度数のお酒となります。蒸留は理科の実験でやりましたよね?
一方でビールをはじめとする「醸造酒」は、原料を発酵させてアルコールを造りますが、比較的アルコール度数は低いものとなります。

同じウイスキーでもアルコール度数は変わる?
ウイスキーのアルコール度数は40%と言いましたが、同じウイスキーと言ってもアルコール度数は銘柄によって変わってきます。
ウイスキーは通常、樽で熟成した後の原酒に渇水してアルコール度数がすこし調整されます。しかし一部のウイスキーは樽出しのままのものがあります。そのようなウイスキーはアルコール度数が通常より高くなっています。
ニッカの「フロム・ザ・バレル」も名前の通り割り水をしないで提供されているものとなります。アルコール度数は51%。このようなウイスキーもあるんですね。
アルコール度数の高いお酒の飲み方は?
ウイスキーはアルコール度数が40%を超えます。ビールのようにぐびぐびと飲んでいたら大変なことになります。このようなお酒を健康的に飲むにはどういう飲み方が良いでしょうか?
まず、真っ先に思いつくのが水割りです。アルコール度数が高いのだから水で薄めてしまえという発想ですね。他には最近の流行であるハイボール。こちらはウイスキーを炭酸水で割ったものになります。居酒屋でもおなじみになりましたね。
水割りもハイボールもどの程度の割合で割るかによりますが、市販されているハイボール缶などは7〜9%程度になっています。ビールよりすこしキツいぐらいですね。

その他のお酒は?アルコール度数を比べてみよう!
いろいろなお酒のアルコール度数は下記の表のようになります。あくまで一般的な指標です。例えば同じビールといっても4%程度のものから10%以上のビールまで種類は様々です。
カテゴリー | アルコール度数 |
---|---|
ビール | 5% |
ワイン | 14% |
ウイスキー | 40% |
ブランデー | 40% |
日本酒 | 15% |
ビールは5%とアルコール度数が低いですが、500mlほど飲むと25gのアルコールを摂取する計算になります。一方でアルコール度数の高いウイスキーのシングル(30ml)を2杯飲んで24gとなります。
いずれも健康を害しない適量と言われる量になります。実はアルコール度数が低いビールですが、1杯だけではやめられず何杯もおかわりしていませんか?
ある程度アルコール度数を把握して、飲み過ぎないように気をつけて飲みましょう!
