お酒が好きな人でもビールや日本酒は飲むけどウイスキーは敷居が高いと感じている人は多いと思います。
ぼったくりにあうような暗いバーに行かないと飲めないと思っていたり、高級なお酒という印象があるのではないでしょうか?
今回はウイスキー初心者のために敷居のひくーいウイスキーの基本を教えます。
ぼったくりにあいそうな暗いバーですが、バーテンダーいる本格的なバーのことでオーセンティックバーと呼ばれています。
敷居は高そうにみえますが、食べログとかでも検索できますので少し調べれば安心していけますよ!

ウイスキーを下さいは通じない
居酒屋では「ビールください」と言うだけでビールが出てきます。ビールの種類は、キリン・アサヒ・サッポロ・サントリーのどれかになることが多いでしょう。
まあどのメーカーでも味の違いは微妙なので、よほどのビール好きでない限り、メーカーまでこだわらないですよね。
でもウイスキーは個性が強くいろいろな種類があるため、ひとこと「ウイスキーください」と言われてもバーテンダーは何を出して良いかわからないのです。
例えばウイスキーの味は「甘め」「あっさり」「塩辛い」などがあり、香りも「フルーティー」「薬臭いヤツ」など、さまざまな個性があります。
「ウイスキーください」では通じないので気をつけましょう!
本当はビールもいろいろな種類が存在します。最近はクラフトビールが人気になってるため、少し変わった味のビールを飲む機会もあるかもしれませんね。
ビールもウイスキーも麦を原料は同じ!?
ウイスキーもビールも原料は麦を基本としています。同じ原料なのに何が違うのかというと「醸造酒」か「蒸留酒」かの違いになります。
ビールは麦を発酵させた醸造酒です。一方でウイスキーは麦を発酵させた後に蒸留する蒸留酒です。蒸留は理科の実験でやりましたよね。ウイスキーのもとになる液体を加熱し、蒸気を冷ましてウイスキーを抽出する方法です。
ウイスキーは蒸留することでアルコールが凝縮され、結果として度数が高く40度以上になります。蒸留酒はアルコール度数が高いと覚えておきましょう。
ビールとウイスキーと似た関係で、ワインとブランデーがあります。どちらもブドウを原料としていますが、ワインが醸造酒でブランデーが蒸留酒です。
ウイスキーはなぜ色がついているのか?
ウイスキーは蒸留してアルコールを抽出した後、長い年月を樽に詰めて熟成させます。蒸留仕立ては無色透明ですが、熟成するうちに樽の成分で色がつきます。
ブランデーも同様に樽で熟成する過程で色がつきますが、樽熟成をしないジンなどのお酒は蒸留酒であっても無色透明です。
ウイスキーは熟成する過程で色がつくことを覚えておきましょう。
まとめ
今回の記事ではウイスキーの基本を学びました。
同じ原料を主とするビールとウイスキーは仲間です。「とりあえずビールから、とりあえずウイスキーへ」バージョンアップしてみてはいかがでしょうか。
でも、どんなウイスキーが飲みたいかを考えておかないと「ウイスキーください」では通じませんよ!
ウイスキーの種類がわからない?どんな種類のウイスキーがあるのか、バーでどう頼めば良いかは別の記事で紹介します。
